無料ダウンロードロシアについて北方の原形 (文春文庫) pdf

ロシアについて北方の原形 (文春文庫)

司馬遼太郎 / 本

無料ダウンロードロシアについて北方の原形 (文春文庫) pdf - 司馬遼太郎によるロシアについて北方の原形 (文春文庫)は文藝春秋 (1989/6/10)によって公開されました。 これには200 ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、20人の読者から4.9の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

ロシアについて北方の原形 (文春文庫) の詳細

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タイトル : ロシアについて北方の原形 (文春文庫)
作者 : 司馬遼太郎
カテゴリー本
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無料ダウンロードロシアについて北方の原形 (文春文庫) pdf - 「ともかくも、日本とこの隣国は、交渉がはじまってわずか二百年ばかりのあいだに、作用と反作用がかさなりあい、累積しすぎた。国家にも心理学が適用できるとすれば(げんにできるが)、このふたつの国の関係ほど心理学的なものはない。つまりは、堅牢な理性とおだやかな国家儀礼・慣習だけでたがいをみることができる(たとえば、デンマークとスウェーデンの関係のようになる)には、よほどの歳月が必要かと思われる。」(あとがきより)おもに日露関係史の中から鮮やかなロシア像を抽出し、将来への道を模索した、読売文学賞随筆・紀行受賞の示唆に富む好著。
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ロシアについて北方の原形 (文春文庫)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
まだソ連が存在していた時代の著作ですが、タイトルは『ロシアについて』。あとがきで語られるように、本書で言う「ロシア」とは「ロシア史の時間的末端であるソ連をも含めた大ワクとして」であり、かつ「”政治的文化人類学”的な一概念として」のものです。私のようにソ連という国家を教科書の中でしか知らない世代からしてみても、ほとんど違和感なく読めます。また、上記ように大枠でロシアを考えてみる試みであるため、古代・中世・近代・(当時の)現代にまで話が及び、地域的にも広大なエリアが舞台。この点が時に本書の内容を時に茫洋とさせているのですが、だからこそ味わえる大掴みなわくわく感が魅力です。特に私がおもしろいと思った話を二つだけ。① 長らく騎馬民族の支配を受けた後にやっと成立したロシア人の国は、その支配/統治の手法において、騎馬民族からの影響大なはず、というか本質的には一緒じゃない?という話。つまり絶大な軍事力を恃んだ被支配民からの徹底収奪…!② 銃火器の発達/普及で騎馬民族を打倒、毛皮を求めて東進&東進。シベリアを得るも、その開発/統治のためにとにかく食料が(あと女性も)足りない話。そしてこの食料不足が鎖国中だった日本への接触誘因になる話。あとコザックの成り立ちもおもしろいです。巻末に地図も付されていますが、適宜グーグルマップでも動かしながら読むと少しイメージしやすいです。「はえ~こんな地形なんだ~」となります。ちなみに私がロシアに興味を持ったのは、漫画『ゴールデンカムイ』が遠因の一つ。この漫画を読んでアイヌや日露戦争、ロシア、あるいは薩摩藩や幕末に興味を持ったという人も少なくないんじゃないでしょうか。日露戦争への言及はほとんど無いですが、ロシアについて手軽に読める一冊として『ゴールデンカムイ』読者にもおすすめです。

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